第6回『夫の居場所』

  会社を辞めた彰は再就職できず、次第に妻の美紀との間も 冷めてゆく。
ある時、ジョーカーは拓に「野村健介というレスラーであった事を調べたが、 なぜ隠すのか」と問い詰められる。ジョーカーは、「人を二人殺しているんだ。」という。 拓は、決して人に言わないと誓う。
  一平が店を辞めた事で『銀次郎』の味も落ち、客足が減ってしまう。 笑顔を日増しに失うかほるをジョーカーがなぐさめようと、夜景を見にビルの屋上に 誘い出す。二人は、夜景を見ながら東京について語り合う。 ジョーカーの持ってきたワインを飲んですっかり時を忘れてしまった二人が、いざ帰ろうとすると 屋上の鍵がかけられてしまっていた。しかたなく、屋上で一夜を明かす事になった二人だが、かほるはジョーカー の膝枕でぐっすり眠る。 一方、『銀次郎』では、ジョーカーに連れ出されたかほるが戻らないと大騒ぎになっていた。
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