第1回『夫の値段』

  田村かほる(森光子)は、銀座で『銀次郎』という老舗のそば屋を経営している。
ある時、閉店間際に黒ずくめの謎の男(里見浩太朗)がせいろを食べて帰ってゆく。 その何とも言えない哀愁漂う姿に、かほるは一目惚れしてしまう。
ある時、『銀次郎』の職人・一平(中条きよし)がその謎の男に、名前を尋ねる。その男は、ジョーカー野村というピアノ弾きだという。
  一方、かほるの甥で新聞社の政治記者・大野彰(風間杜夫)は、ある時関連会社のカルチャースクールに出向を命じられる。
家族に、出向になった事を言い出せないままでいる彰は、たまたま、カルチャースクールの講師として招かれていたかほると、初出勤当日鉢合わせしてしまう。
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