『国定忠治』

封切年月日 1958.08.27   
監  督
小沢茂弘

脚  本
結束信二 高岩肇

出  演
国定忠治  .............片岡千恵蔵  
日光の円蔵  ...........柳永二郎  
三ツ木の文蔵  .........清川荘司  
板割の浅太郎  .........里見浩太郎  
清水の巌鉄  ...........加賀邦男  
千代松  ...............片岡栄二郎  
美代太  ...............尾上鯉之助  
源次  .................月形哲之介  
平吉  .................加藤浩  
御室の勘助  ...........月形龍之介  
勘太郎  ...............小山正  
山形屋藤造  ...........進藤英太郎  
おれん  ...............浪花千栄子  
音松  .................堺駿二  
馬吉  .................百々木直  
三太  .................星十郎  
喜右衛門  .............薄田研二  
お芳  .................桜町弘子  
平作  .................梅沢昇  
松吉  .................有馬宏治  
清作  .................村田宏寿  
竹垣三郎兵衛  .........阿部九州男  
杉村五太夫  ...........仁礼功太郎  
赤倉恭之進  ...........青柳竜太郎  
川村屋紋造  ...........瀬川路三郎  
村井清左衛門  .........原健策  
お仙  .................長谷川裕見子  
  
ストーリー
 打ちつづく早魃と凶作のため疲弊のどん底に
あえぐ上州百三十カ村の窮状を観るに忍びず、
悪代官竹垣三郎兵衛を斬り、民百姓の生地獄を
救った上州国定村の長岡忠治は、関八州の十手に
追われて赤城の山に立てこもった。
その仲に十手をあずかる御室の勘助の甥、
板割の浅太郎があった。
「浅太郎おめえ、育ての親勘助のため親分を
裏ぎったな」仲間の冷たい目に、
浅太郎は山を下った。勘助を斬った浅太郎は、
勘助の一子勘太郎を背負って赤城の山にかえった。
「親分、これが手土産でござんす」泣いていう
浅太郎の手には勘助の首があった。
「明日からこの忠治が子守歌を歌ってやろう」
涙ぐむ国定忠治。
 
備  考
 昭和33年度東映夏の大作は、
この国定忠治の決定版であった。
千恵蔵の忠治、浩太郎の浅太郎は、
今までのどの作よりも赤城の山の悲劇を演じて
秀れたものであると批評家にいわれた傑作であった。
(「全映画アルバム里見浩太郎全作品集」1959年ハンドブック社)